気持ち悪いクレッシェンド
2年前にも同じようなことを書きましたが
クレッシェンドをする時に
「前の音よりも強く」
と考えているとちょっと気持ち悪いクレッシェンドになってしまうことがあります。
これはツェルニー30番の14番
❌の所は拍の中の弱拍の音です。
○の音より❌の音が大きくなってしまうと拍感がなくなってしまい気持ち悪いクレッシェンドになってしまいます。
多分生徒さんは親指のコントロールがつかなくてそうなってしまったんだろうけど…
そうじゃなくても弱拍を重くするとリズム感のない人になってしまいます。
クレッシェンドは拍のかたまり1拍目より2拍目、2拍目より3拍目と、拍の箱が大きくなっていくイメージでするといいと思います。
(拍自体も強拍弱拍はあるし、拍の中にも強拍弱拍はある、いっぺんに小学生に理解してもらうのはちと難しいかな…)
ピアノ教室 メゾフォルテ