ゆっくりは耳の訓練
速く弾けるようになったからといって、子供が自分の音を聴けているかといったら、ほぼ聞けていない…
私が何回も「そこの音~」と言っても直らず弾き飛ばしてしまう。。。
(ここでいう聴くとはミスタッチしている音を聞くという意味ではなく音の質のことです)
そこでわざとゆっくり弾いてもらい1小節で止めてもらう。
弾き飛ばしたい子は止めるだけでもひと苦労だけど、ゆっくり弾いてもらう理由は指が動かないからではない。
指が動いてもその速度に耳がついていかないから、耳がついていける速さで弾いてもらうとゆっくりになるわけだ。
そこでやっと注意したい音を子供自身に聞いてもらうことができる。
聴こえてきたら初めて「はっ」となるわけ
百聞は一見に如かず と同じで、100回私に言われるより一回自分の耳で聴ける方がよっぽど上達する。
次からは私が口を出す前に自分で気付いて止まって直してくれるので(^-^)
(昨年の過去ログでも同じような内容を書きましたが今日のレッスンで改めて感じたので再度書きました)
ピアノ教室 メゾフォルテ