日本バッハコンクール全国大会結果
2月5日は第8回日本バッハコンクール全国大会
高校生Bグループ、一般Bグループ(音楽を職業にしている人)が都内のホールで行われました。
実はコンクール少し前にとても凹む連絡が来て、凹む➕久々の怒りの感情が湧き起こり、この感情を何とかしないと当日の演奏に差し支えると思い仲の良い友達数人に話しました。
受け流してくれる友達に心から感謝。
話す→放す→離す
お陰で気持ちの整理も出来て当日を迎えられました。
ここの所 都内も雪になることが多く交通事情が心配でしたが、お天気にも恵まれ事故もなく無事にホールに着き一安心。
あぁここまでやっと来た、長かったけど怪我も病気もなくこの日を迎えられた、と思うと感謝でいっぱいでした。
ホワイエから眺める都内の景色も何故か清々しく感じられ幸せな気分になりました。
着替えてコンタクトを入れて体操をして(笑)、いつも通りずっと立ったままリズムをとり演奏のイメトレ。
プレリュードのテンポがいつも曖昧になってしまうので、誰もいない所で一瞬メトロノームをかけて確認。
プレリュードもフーガも、最後の最後まで出だしの音の出し方を注意されていたので、そこのイメトレも念入りに。
お客さんとしては来たことがあるホールでしたが弾くのは初めて。
ピアノはスタインウェイでしたが、舞台の上での音響は弾いてみないとわからないもの。
皆さんの演奏を聴いて客席には響いて聞こえるものの実際は弾きづらいのでは…と、感じていましたが、舞台上でも良く響くいいホールでした。
分数カットがあり7分で切られてしまったため、フーガを最後まで弾けなかったのは残念でしたが、昨年8月より始まったクラコンの予選から約6ヶ月。
今回が一番納得できる出来でした。
年末のバッハコンクール地区大会から1ヶ月。
装飾音符の弾き方、響きを増すタッチ、各声部のテーマの出し方、ハーフタッチ等、かなり改善されたと思います。
一般Bグループの参加者は31名。
審査員は5名。
結果は、3名の審査員から9点以上の得点を頂き、金賞を頂くことができました。
舞台上で授賞式と記念撮影。
こういうのは初めてでしたがやはり嬉しいものです。
コンクールを受け始めて7年 。
ここではあまり言いたくないけど還暦までに結果を出したいと思っていました。
先月誕生日だったのでなんとかギリギリセーフかな。
いつもレッスン時間を度外視して教えて下さる師をはじめ、数年にわたりコンテスタントとしての体のケアをして下さっている整体師の先生、応援してくれた生徒たちや家族に心から感謝致します。
毎回コンクール直前に自分にはまだまだ足りない所や残された課題は沢山あるなと感じます。
今後も体力が続く限り精進していくつもりです。
ピアノ教室 メゾフォルテ