部活とピアノ
今年3月 スポーツ省が、「部活は週2日の休養を」という指針を公表しました。
今朝のNHKでもこの議題を取り上げてさまざまな意見が出ていました。
部活が休みになっても、どうせ家でゲームやスマホをしているだけだから、それなら今までどおりにしてほしい、というお母様の意見も。
あくまで指針で強制力はないので、全く反映されない学校も多いとも思います。
うちの教室でも今年公立の中学生になったMちゃんと、県立高校に入学したKちゃんがいます。
中学生のMちゃんがちょうど昨日のレッスンで
「部活は活動が一番ゆるい所に決めた」と。
どして?
「部活をしながら趣味のバレエとピアノをもっと頑張りたいから」
嬉しいですね♪
ピアノを続けたいという気持ちは勿論ですが、何よりしっかり自分の意思で選択できてることが!
そして高校生になったKちゃんは
「運動部のマネージャーと生徒会の仕事と両方やってみたい。
そのため帰宅時間が遅くなりピアノを練習する時間がとれなくて、それなのにピアノに通うということは自分にはできない。」
という理由で辞めました。
とても熱心に練習していたし、合唱の伴奏賞までとっていたので、辞めるとは思っていなかっただけにショックでした。
でもKちゃんのマネージャーと生徒会活動は、誰から強制されたものではなく本人の強い希望ですものね。
残念だけど高校生活を謳歌してほしいと思います。
そして5年生になったS子ちゃん。
今発表会の曲を決めていますが、こんな事を洩らしました。
「もしかしたら最後になるかもしれない。。」
次の発表会はS子ちゃんが中1になった時です。
「部活に入ったらピアノ続けていけるかわからないから。。」と
今から部活とピアノの両立に不安を覚えて悩んでいるのね…。
どちらがいい、悪いの問題ではなく、学校には部活を強制ではなく、自由に選べるような環境や雰囲気作りをして頂きたい。
そして、生徒には親や学校に左右されずに、自分の意思で選択し決断できる強い心の持ち主になってほしいと願ってます。
ピアノ教室 メゾフォルテ