4月に予定していた務川慧悟さんのコンサートが延期になってしまいガッカリしていましたが、今日オンデマンドで演奏を聴けました！

 

浜離宮朝日ホールで行われた、反田恭平さんと務川慧悟さんの2台ピアノコンサート

 

 

500人入るホールには抽選で当たった30名が入れたようです。

 

たった30名ですが、30名とは思えない程拍手が大きく感じました。

 

ホールで聴けたらまた違った感動があったのでしょうけど、オンデマンドもなかなか良かったです。

 

2台のそれぞれのメロディを追ってカメラワークしてくれるので、どアップで手の動きを見れました。

これはホールでは叶わないことですものね。

 

MCを務めた反田さんのお話も楽しかったです。

 

プログラムは

 

務川さんが浜松コンクールで弾いた

・ラモー　ガボットと6つのドゥーブル

・ラヴェル　スペイン狂詩曲(2台)

・モーツァルト　2台ピアノのためのソナタニ長調

・ラフマニノフ　2台のための組曲第二番

 

お二人の長所をいかした良いプログラムでした。

 

務川さんは現在まだパリに留学中のようですから、ラヴェルは十八番ですね。

 

一音一音の響きの振り幅が凄く大きくて、しかもそれが組み合わさった時の音色が多彩で、そこに躍動感のあるリズム感が加わるので、本当に音がキラキラしています。

ちょっとそこが日本人離れしていて大好きなピアニストです。

 

ラヴェルとモーツァルトは第一ピアノを務川さんが担当しました。
良いチョイスですよね。

 

ラフマニノフはロシアに留学していた反田さんの十八番ですね。

こちらは第一ピアノを反田さんが担当。

 

豊かな厚みのある音色ですし、お二人合わさると物凄い迫力でした！

 

生で聴けたらホール中に音が響き渡っていたでしょうね。

 

あっという間の2時間弱。
久しぶりに良い音楽に満喫しました。

有料配信のコンサート、これも新しいやり方ですね。

 

まだまだ今まで通りにはいかないでしょうけれど、今後もお二人のご活躍を楽しみにしています。

 

ありがとうございました。