ピアノ発表会 ビデオ確認作業の感想
昨年秋の発表会ビデオの編集が終わり、見本のビデオが届いたので感想を書きます。
まず何故業者さんにビデオ撮影を頼むのか。
親御様にはファインダーを通してお子様を見るのではなく、生の音に耳を傾けて頂きたい。
この日のために何十時間も練習してきた晴れ舞台を、正式なコンサート形式で見て頂きたいのです。
何処でもいつでもすぐスマホを掲げる時代ですが、まさかコンサートをスマホで録音録画される方はいませんよね。
お子様の発表会というよりコンサートだと思って頂きたいのです。
それは生徒さんも一緒です。
お子さんの中にはホールにすら行ったことがない子がいます。
発表会をコンサート初体験としてマナーも学んでほしいですね。
それでは
演奏以外の感想
演奏以外の感想
カメラは舞台上奥と客席後方の2カ所に設置します。
その為演奏者の左右どちらからも撮れるアングルになっています。
その為演奏者の左右どちらからも撮れるアングルになっています。
編集がとても素敵で、客席側からと舞台奥側からが折り重なってはフェイドアウトするような感じにしてくれていました。
ソロの時はとても緊張している面持ちの子も、2部のリズム打ちや連弾になると、みんな笑顔で楽しんでいる様子、お互いの顔を見てタイミングをとったりしている様子は、客席からは見えなかったでしょうから、親御様にとってはビデオならではのお子様の表情を愉しめるのではないでしょうか。
発表会当日の会場周辺の様子や発表会後のロビーのリラックスした雑談風景とかも入っていて、舞台袖でバタバタしていた私にはとても有り難い記録となりました。
演奏の感想
演奏している手をアップで撮って下さっており、子供たちの手の形がとても良くてちょっと感動!
レッスンの時にチェックしてますが、いつも上から見ているので、こんなに真横からどアップで見たことがないので、プロのカメラマンならではですね。
最後の1音までよーく聴いて演奏を終えている生徒が多かったです。
どれだけ音に集中しているかよくわかります。
どれだけ音に集中しているかよくわかります。
お友達の演奏を聴いたり見たりするのはとても参考になります。
生徒さんたち必ず見て勉強してね。
(当日は緊張でそれどころではなかった生徒も)
生徒さんたち必ず見て勉強してね。
(当日は緊張でそれどころではなかった生徒も)
細かい音までチェックしていたつもりでも
「あら?こんな感じでいつも弾いていたのかしら?」
「あら?こんな感じでいつも弾いていたのかしら?」
と思う箇所がいくつかあり、これは私の指導の至らなさと反省。
ホールのピアノの劣化が酷く、市がオーバーホールをしてくれたとのこと、なので今回かなり期待していたのですが、やはりホール自体の音響がイマイチだったのが今更ながら判明。
生で弾いた時の音の第一印象とビデオで聞いた時の音の印象が同じでした。
もっと自分の耳に自信を持って音響がイマイチのホールでも、それなりに聴こえるように弾かなければいけませんね。
そして響かないホールには適さない曲もあるのだと改めて実感した次第です。
ピアノ教室 メゾフォルテ