ピティナピアノコンペ課題曲説明会 オンライン
第46回ピティナピアノコンペティション、課題曲説明会が今日オンラインでありました。
A2級〜 D級までのソロ
10:00〜11:45 近現代 菊池裕介先生
11:50〜13:10 バロック 山田剛史先生
14:00〜15:20 クラシック 梅村知世先生
15:30〜16:50 ロマン 菅原望先生
10時から17時の長丁場。
とりあえず自分が聴きたい級の楽譜を全部揃えてスタンバイ。
途中でログアウトしてまた入ることができるとのことだったので、必要な級だけ聞くつもりでした。
が、とても面白く興味深かった為、結局全部聴きました。
たまたま今日はレッスンがなかったのでラッキーでしたしとても有意義な1日となりました。
休憩時間に慌てて他の級の楽譜も引っ張り出してメモりました。
それぞれの時代で私が感じた感想を一言づつ簡単に書きますね。
近現代: 音程からくる表現の違いを出す
バロック: フレージングとアーティキレーショを考える。
アーティキレーションの正解は一つではない
クラシック: 様式を理解した上でその中でどう表現するか
ロマン: 色々な表現を磨いて自分らしいものを見つける
課題曲の時代背景や国の違いも話して下さいました。
また、時代や曲に関係なく全てに共通することも多くとても勉強になりました。
参考のCDが出るとどうしても、生徒さんはそれを何回も聞いて、強弱や間の取り方のようなものだけを真似しがちです。
そこに至るにあたってどう楽譜を読み取り
「自分はどういう考え方や感じ方をしたから、こう弾くんです!」
と言った自分なりの主張が加わると、説得力のある演奏になるかも知れませんね。
様式を守りつつも、最大限に生徒さんらしさが出る様な表現方法を選んであげようと思います。
予選に向けて皆さん良い準備ができますように。
ピアノ教室 メゾフォルテ