弱い響きvs弱々しい音
弱くても響きのある音を出したい時はどうしたら良いのでしょう?
例えば 「シーソー」と弾くところで
「シー」は普通に弾いて「ソー」を弱い音でも響きのある音を求めているとします。
「シ」を7 「ソ」を3のバランスにしようときめました。
7に対して3だから力を抜けばいいんだ、と思って弾くと、それは弱い響きとはかけ離れたただ弱々しい音になってしまうと思います。
勿論それが目的ならそれで良いのですが…
弱くても響きのある音と弱々しい音では雲泥の差があります。
抜いた音にはエネルギーはなく他の音に埋もれてしまいブリラントさはないです。
「出すか抜くか」という考え方では響きはつくれません。
弱い音もすべて音は与えるものです。
「7」の響きに対して「3」の響きを与える、と考えてみてはどうでしょう。
ピアノ教室 メゾフォルテ