生徒の練習時間
今日で6月も終わり、もう一年の半分が過ぎてしまったのですね。
いつもながら焦ります。この6ヶ月何をしたのだろう…と。
ブログも放置気味でしたので、今日は最近気になっている生徒の練習時間について書きます。
幼稚園の頃、登園時間が遅いとのことで毎朝30~40分練習している生徒がいました。
幼稚園なのにこの練習時間をキープするって偉いですよね。
発表会の時も「○○ちゃんは将来有望」などと皆さん仰っていました。
それが小学校にあがり習い事が一つづつ増えていき、公文、習字、ダンス、英語、etc
空いている日は週に1日だけになってしまいました。
うちに来ている生徒さんは何もない日は1日だけ、という子が多いです。
当然今日は何、今日はなに、という感じで、練習時間はほとんどなし。
幼稚園の頃 毎朝30~40分弾いていた子も、今は20分になってしまいました。
弾く曲のレベルが上がってきたら練習時間も増えるのが当たり前、レベルは上がっているのに練習時間は半減。
これでは上達は難しいです。
厳しい言い方ですが曲だけ難しくなっても、レベルは幼稚園の頃と同じです。
今生徒全員が発表会の曲を弾く中、各自に練習時間を聞いてみました。
20分という生徒にはあと10分どこかで時間が取れないか、それぞれの生活時間を聞きながら話し合ってみました。
練習時間を記入してもらったりもしました。
毎日20分だった子が記入表に30の数字が並ぶようになり、30と30の間に1という数字があったので
「この日は1分?」
と聞いた所
「30分を2回やったから1時間」
という答えが返ってきました!
おおーー✨「1」は60分ってことね👍
もともと30分やっていた生徒は
「時計をみるといつも40分やってるー」
とドヤ顔
譜読みの時に泣いていた生徒が今はペダルもつけて表現も入れれるようになり
「やっぱりこの曲にしてよかった(^ ^)」
と。
20➡️30➡️40
この10分づつの差の大きいこと!
そしてちょっとした言葉掛けでみんながこんなに自発的に時間を作る努力をしてくれたこと。
それが「ピアノって楽しい」に繋がってくれてることを嬉しく感じている今日この頃です。
明日から一年の後半
生徒と共にこの嬉し楽しが続きますように。
ピアノ教室 メゾフォルテ