今回 発表会の曲をお渡ししたら、ほとんどの生徒さんのお母様がCDを買われたりyoutubeを聞かれたりしました。

 

手軽にどんな曲なのか聞けるようになったのは本当に便利なのですが…

 

私は

 

「あくまで参考までに聞いて下さいね」

 

と、お伝えしていましたがその真意がうまく伝わっていなかったようです。

 

生徒さんの中に何度も何度も繰り返し聞かれもう覚えちゃったと言う子がいて…

 

熱心なあまりのことですが、こういう生徒さんは耳からの情報だけになってしまい楽譜をきちんと見れなくなっていました。

 

“こーゆー雰囲気なんだぁ”  って感じはよくつかめているんですが雰囲気だけで弾いているので、元の音符の長さや休符はまるで無視！

 

私が

 

「ちゃんと正確に楽譜を読んで！」

 

と言っても

 

“でもこーなってたから”  と、ちょっと不満気でした…

 

ウィキペディアにはテンポやリズムを意図的に変化させることで行う音楽上の表現のひとつ。

 

と書いてありますが、意図的に変化させて表現しようとすると作為的で不自然になることがあります。

 

表現したら自然とテンポやリズムが少し変化した、という程度が宜しいかと。

 

兎にも角にもまずは、正確に弾けるようにすること！

 

これは大前提です。