務川慧悟さんについて(再び)
先日 浜松国際ピアノコンクールで5位になった務川慧悟さんについて書かせて頂きましたが、今日はその続きです。
自分のレッスンに行った時にこの人の感想を師に話してみました。
プロフィールを改めて見ると、私の師と同じ国際ピアノコンクールで入賞をしていることがわかりました。
そして務川さんがコンセルヴァトワールでついていらっしゃる先生は、私の師の後輩であることもわかり、改めて自分の音の理想や音楽感がフランスナイズされつつあることにちょっと嬉しくなっている次第です。
その後、師も浜コンの配信を聞いて下さり感想をもらいました。
以前国内コンクールでも務川さんの演奏を聞いたことがあるらしく、その時は男性なのに線が細いなと感じていたそうです。
それが音の出し方が変わっているので、フランス人に習っているのがよくわかる、とのことでした。
空気感、フレーズの繋ぎ方、音の重なり方、等が他の人とは違う。
と、師からもお墨付を頂き、何故か自分が褒められたように嬉しいです。
コンクールで1位になればその後1年間は色々な所でコンサートのお仕事がもらえます。
でもその時にもう一度聴いてみたい、と思わせるリピーターを確保できなければコンサートピアニストとしては生きていけない厳しい世界です。
私はこれから務川さんを応援していきます。
そしてこれからも勉強させて下さい。
ピアノ教室 メゾフォルテ