【大人のピアノレッスン】解決策とやり方でガラッと変わることもある
昨日、大人の生徒さん(ショパンバラード3番)レッスン中のことです。
「先生、ここ何回弾いても合わないんです!
ずれちゃって、どうしたらいいですか?」
とおっしゃられた箇所が、下記の青で囲まれた箇所です。
”合わない”というのは、上図のピンクの線の、両手で合う箇所がズレるということのようです。
何回も練習して来られたとのことでした。
こういうフレーズは子供の曲にも沢山あります。
そして、皆さん 縦の線(ピンクの線)を合わせることに必死になるのです。
ゆっくりなら合うでしょうけど、速いテンポの曲だと難しいですよね。
こういう場合の解決策は、私だったら合わそうとは思わないんです。
合わそうと思わなくても、合うやり方があります。
それは、右手も左手もそれぞれ拍を感じて弾けば、自然と合うからです。
上記の場合、多分左手の半音階を弾くことに躍起になっているのだと思います。
8分の6拍子ですが、3拍子だと思って片手づつ弾いてもらいました。
右手は3拍目から入っていますよね。
私が
「1.→2.↑3.↑1.→2.↑3.↑」
と、掛け声をかけながら、それを感じとって、ほんの2〜3回弾いてもらってから両手で弾いてもらったら
「合った~~~!」
と、生徒さん大喜び。
私も嬉しい!
「レッスンに来てくれてありがとう!」
と、私の方が感謝した瞬間でした。
レッスンは長い目で見ないといけないもの、このようにその場で直るもの、様々あります。
コツコツと努力するのが大前提ですが、その場でガラッと変わる事をお伝えできた、生徒さんも私も満足するレッスンの一コマでした。
大人のピアノ初心者さんでも、やる気と自習練習を欠かさない生徒さんなら大歓迎です。^^
こんにちは。
千葉市中央区、花見川区でピアノ教室を主宰、指導歴30年以上になるピアノ講師の鳥海加奈子です。
先日のことです。
「私はまったくの初心者なのですが、そちらのピアノ
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