第89回日本音楽コンクール ピアノ部門本選
若手ピアニストの登竜門、日本音楽コンクールの本選が非公開から急遽観客を入れることになり、聴きに行きました。
東京オペラシティコンサートホール
今回座席指定ができず、取れた席がなんと前から9列目。
自分の耳の高さが舞台上の鍵盤の高さより低い位置という‼︎(涙)
レッスンを終えて行ったので聴けたのは、4人中3人。
プログラム
1.荒井玲奈 ショパン:ピアノ協奏曲第1番
2.三浦颯太 サンサーンス:ピアノ協奏曲第2番
3.山縣美季 ショパン:ピアノ協奏曲第2番
4.望月 晶 サンサーンス:ピアノ協奏曲第2番
まず着席してえっ?って思ったのは音。
まるでマイクを通して聞いているような響きがありとても違和感を感じました。
スタインウェイなのにそう聞こえない(汗)。
ホールってS席がいい音で聞こえるわけではないですからね。
最初から前過ぎだ! とは覚悟してましたがちょっと残念。(暫くしたら慣れましたが)
山縣さんは夏のピティナ特級と同じ曲。
YouTubeで拝聴してましたのでだいたい想像どおり。
pからmfまでの音がとっても綺麗でした。
情感たっぷりに歌われた2楽章はこれが弾きたかったのね、って感じてしまうほど、テクニックも安定していてとても良かったです。
望月さん(女子)は2番目に弾かれた方(男子)と同じ曲。
やはり同じ曲だと否応なしに比較してしまいますよね。
望月さんはpからffまで延びがいい豊かな音。
2楽章や3楽章もリズムカルに躍動感あふれ、聴いていてとても楽しかったです。
1位をとってほしな、とは思っていましたが、音質の良し悪しはコンクールでは加点にはならないと聞いたことありますし、テクニカル的には山縣さんの方が安定してたかなぁ、と。
本来ならば終演後ロビーにて結果発表。
テレビカメラが回っている中であちこちから歓声が上がるのですが、今回は発表はネットまたは新聞のみ。
ちょっと寂しかったです。
そして帰りの電車で結果確認
1位 山縣さん
2位 望月さん
3位 三浦さん
入選 荒井さん
聴衆賞 望月さん おめでとうございます!
皆さんの今後のご活躍を応援してます。
ピアノ教室 メゾフォルテ