ラヴェルと合わせる練習曲は
ラヴェルのソナチネを師に見ていただきながら、練習曲はツェルニーを続けていました。
ツェルニーは、皆さん100番 30番 40番〜と、基本的テクニックをつけるために、さらっていらっしゃいますよね。
私も50番からやり直そうと思い、続けていましたが、ツェルニーの弾き方をラヴェルに生かすことができないことに気付きました。
ベートーヴェンソナタとツェルニーを組み合わせたりするのは良いと思いますが。
フランス物はやはり、フランス物の練習曲にして、練習曲でのタッチやリズム感ハーモニーの作り方を曲に応用した方が効果的だな、と感じました。
そこでドビュッシーの練習曲をチョイスしてみました。
お初です。
お初です。
音階一つとっても、ツェルニーではOKの弾き方が、ドビュッシーではまるでダメ。
ドレミファソからやり直しです(汗)。
「こんな簡単なパッセージが弾けないんだぁー」
と落ち込んでましたが、今日レッスンでリズムを感じて弾いてみた所、なんなく弾くことができ
「やはりツェルニーとは違ってフランス物はリズム命ね。
そこを感じられるかでテクニックも大きく違ってくるのだ」
と、痛感した次第です。
何十年勉強していても、まだまだ新しい発見があります。
「こんなことを今まで知らなかったんだな」
と、今までの勉強法を後悔もしますが、続けていれば新しい発見にも出逢うわけです。
フランス物はまだド初心者ですが、楽しみながらできそうです。
ピアノ教室 メゾフォルテ