千葉市花見川区幕張のピアノ教室 あなたの演奏を劇的に変えるメゾフォルテ

千葉市花見川区幕張のピアノ教室 あなたの演奏を劇的に変えるメゾフォルテピアノ教室

発表会5ヶ月前の準備

 

発表会5ヶ月前の準備の様子です。
 
ソロの選曲がすみ それぞれコピーをスケッチブックに貼っていきます。
 
数年前にも載せましたが、1曲を構成ごとに切り分けて貼ります。
 
例 ABA だったら3枚に切りますがもっと細かく分けて切ることの方が多いかしら。
 
左に楽譜 右のページはその部分の注意の書き込み
 
4つに切り分けたなら そこにABCD  ♡♤☆*
などマークをつけます。
 
楽譜
切り分ける利点は
 
1.曲の構成を見える化することで幼い子も整理がつく
 
2.1曲をどんなペース配分で進めていけば良いかがわかる
 
3.譜読みが遅いなと思ったらABCDの順番を無視する
 
4.苦手な部分が一目瞭然
 
5.万遍なく練習できる
 
6.暗譜をする時にABCD別に覚えてランダムでも弾けるようにできる
 
ザッとあげてもこのぐらいは出てきます。
 
本番で弾く曲は特に最初の譜読みが肝心です。
まずは1ページぐらいをどんな順番でどんな練習方法でどんなことに気をつけて進めば良いかを理解してもらいます。
そうすると2ページ目からは楽です。
 
私は(発表会で弾く曲を)ザッと全部弾けるようにしてから細かくするという指導はしていません。
生徒にもよりますが、ザッと弾けるようになった段階で多くの生徒は「もう弾けた」と感じてしまうからです。
その後に細かく注意をしてもその場では入ってもすぐ抜けます。
 
なので最初の段階で今すぐには弾けなくても最終的にはどんなクオリティーまで持っていくのかを理解してもらいます。
 
それがわかっている生徒はただ弾けただけでは満足しません。もっと高みを目指します。
 
お客様の前で演奏を披露するということは、当日の華やかさとは裏腹にそこに向けての地道な努力が必要ですよね。
 
それを体験してもらうことも発表会がないと得られない勉強です。
 
40年近くピアノを指導していますが、正直今が一番楽しくレッスンをしているように思います。
多分現役を引退したので自分ファーストから、やっと生徒ファーストにシフトできたからかもしれません。
 
譜読みの大切な時期に生徒たちはいつも以上に真剣に取り組んでいます。
こんなに熱心な生徒たちに出会えて感謝です。
教える側 教わる側という関係から本番に向けて一丸となってるチームの様な雰囲気になっています。
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