ピティナ予選奨励賞から予選通過の2週間で修正したところ
初めてのピアノコンクール、小1のHちゃんが挑戦したのがピティナのコンペ。
予選2回エントリーして、1回目 7月3日。
結果は0.2点足りずに奨励賞を頂きました。
Hちゃんは喜んでいたけど正直悔しい!
講評用紙をよく読んで、更に当日ホールでの伝わり方をチェックしたので修正です。
予選で演奏した曲は、
・ラモー/リゴドン
・三善晃/海のゆりかご
レッスン室で聞く感じとホールでは、やはり違いますね。
2曲ともHちゃんの優しい性格がでちゃったのか、ほんわかした感じ、悪くはないけどキラっとした所もなかった。
当日A1級は30人程弾いたので、やはり印象は薄い感じでした。
で、以下を直しました。
これはあくまで予選1回目のHちゃんに対する対処法なので、皆さま全員には当てはまらないとは思いますが、参考まで書きますね。
左手1段目と2段目 黄緑色
Ⅰ→Ⅴ→I
もう少しパリッと弾いてほしかったので、ここは元気な男の子がご挨拶していると思って弾いてみよう。
3段目の✖︎印が大きくなっていると指摘されたので、黄色→ピンク→水色 と、1小節ごとに盛り上がるように変更。
3段目の最高音ファと4段目最初のファは同じ高さなので、ここも同じように伸びやかに。
4段目水色→ピンクは男の子から女の子へバトンタッチ。
最後の黄緑は男の子と女の子一緒にゴール。
テンポも若干速くしました。
同じテンポでも、タッチやリズム感の違いで遅く感じられてしまうので。
本来はそこから直さなければいけませんが、まだ子供なのと時間がないので、テンポを速くすることで音楽が少し前に進むように誤魔化しました(あくまで時間がない時の対処法です)。
2曲目「三善晃/海のゆりかご」は、直すのに苦労しました。
こちらは次回書きます。
予選2回目 7月18日
A1級は60人以上いました。
無事合格!
予選通過です。
コンクールの醍醐味って、まさにこれだと思います。
短期間で修正して次に繋げる。
時間が迫っているので、直せるんですね。
本番でしかわからないことを修正したら、次の本番は更に良くなります。
そこに大きな成長があり自信にもつながりますね。
Hちゃん、初めての挑戦よく頑張りました!
ピアノ教室 メゾフォルテ