ラフマニノフが歌いづらかった理由は
ラフマニノフを弾いててなんか弾きづらいと思っていたのは、リズム感がないから。
(それは以前からイヤというほどわかっていることなんですが)
それ以外の理由がわかりました。
それは、歌がショパンなどのロマン派とは違っているからでした。
ショパンはとても好きですし、自分としては歌いやすいのです。
登って降りる一つのフレーズがあるとすると、比較的上行形と下行形は同じ音で構成されていて、同じ音形が複数回規則的に繰り返されます。
それに比べてラフマニノフは不規則なんです。
(私にとっては)
上行形と下行形は違う音で構成されているし、長いパッセージがあったら次は短いパッセージ、その後、中ぐらいのパッセージ etc.
右手のフレーズが終わっても、左手はまだ終わっていなかったり。
柔軟性に欠ける私の性格だと、なんかそれだけでもアタフタしてしまって。。
でもね、だからラフマニノフは上手く弾けないと思ったらダメです。
複雑なフレーズだからこそ、そこはよーく楽譜を見てその通りに歌えばいいのです。
返ってショパンは歌いやすいと思っていても、自己流な歌いまわしになっている可能性だってあるわけです。
苦手を逆手にとって頑張ろう!
って思い直したところです(笑)
ピアノ教室 メゾフォルテ