ピアノレッスン 備忘録 2 蛸の足のように
「蛸の足の動きのように」
師がレッスンでよくおっしゃる言葉
蛸の足は8本ですが、移動する時に8本が順番に動くのではなく、8本がそれぞれ次の1歩の為に同時に動いている

これをピアノに応用させると、蛸の足=指の動き
例えば
4→3→2→1→3→2
という運指で動くパッセージがあったとしたら
3は 2→1 を動かしている間に次の3へ意識を持っていき、2は 1→3 を動かしている間に、次の2へ意識を持って指の準備をする
音は運指の順番で出ているけど、指の準備は順番どおりにはしていないのです。
何故そうするかというと、
「音を選びたい」からです。
打鍵をする前にどんな音を出したいか、選ぶ一瞬がほしいから。
運指どおりにミスタッチなく弾けるようになったら次は音の質感を求めたいですよね。
私も改めて肝に銘じて練習しようと思います。
ピアノ教室 メゾフォルテ