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ピティナ課題曲 A1級 バスに乗って

久々にピアノの話題 ピティナコンペ 小学2年生以下 近・現代スタイルの課題曲から 「バスに乗って」 を見てみたいと思います。

ピアノ・コスモスシューレ2

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かわいい表紙ですね。

ピティナ課題曲 A1級 バスに乗って

まず小学1年生に~バスに乗る~ って想像させたらきっとワイワイ楽しい 遠足のようなものをイメージするかな?

何やらこの「バスに乗って」はチト違うぞ、って感じてもらわないとね。

それには先生の演奏が一番かな。
それでこの曲が好きドキドキ  これやりたい音譜音譜 って言ったらかなりマニアックな感覚の生徒かも…

個人的には「おおーよくぞこれを選んでくれたわ」って応援したいな。

ピティナ課題曲 A1級 バスに乗って

まずはリズムのみから始まる。
バス停に立っていて遠くからバスが近づいてくる感じかしら。

でもミとファの短2度 ちょっと不安定よね、道が不安定なのか 乗る気持ちが不安定なのか?

いずれにしても指は不安定は まずは二つの音が均等にpで弾けるようにしないと 鍵盤から指は離さずにキーの中でのスタッカートがBestかも でも欲をいえば「ミ、ミ、ミ、ミ」は 強拍、弱拍、強拍、弱拍、の繰り返し 出したり抜いたりすると音が出過ぎたり 抜けちゃったりするのでそう考えずに 体の中で2拍子の2拍目が弾む感覚があるといい、そうするとここだけでバスに乗る前にリズムに乗れるから…

3小節目からはバスに乗った景色?
それとも乗ってる子の気持ちかな
でも短調の曲だし右手出だしも短3度だからウキウキ感はないわよね。

4小節目のスタッカートまではレガートで 次のド、ラはちょっと弾んだ感じ

5~6小節目は親指がトズンとならないように気をつけて

次にアクセント➕スフォルツァントがあるけどここはホントは弱拍だから決して上からバン!とはやりたくない、拍子感なくなっちゃうしでも緊張感は出したい

次のミとファは意外とずれちゃうから気をつけてないとね

9小節目のシミシミシー   は スタッカートだからハッキリといっても 私的には内声だと思うからその前のファー を聞きながら弾くかしら

出だしからここまでは1フレーズとして考えたい、 そしてまた主題にもどる、ここはpの指示があるから今までの続きでそのまま入ってしまわずに両手とも相当の神経をつかって しかも間もあけずに芯のある音質を求める音で始めたい

15小節目はfになってるけど 音が約オクターブ下がるわけだからその低音になったことを感じたことによるfの方が良いかも

次の和音はクラクションのような効果音かな

同じことをすぐにppで かなりのテクニックを要する 小さい音を出すときほど指先はしっかりさせないと

これもキーの中でのタッチができるように 次のアクセントは先ほどのような効果音ではなくハーモニー重視のちょっと落ち着いた感じにするかも

最後のクレッシェンドは右手は弱拍だということを感じながら そして最後の3つ 同じ音で同じアクセントがついてるけど 3つ同じように弾いたら躍動感も立体感もでない

黄色は弱拍だから次の強拍に行くための弾み それを体で感じられるか、感じられてれば音も変わるから

  こんなことを感じました。

ピティナのセミナーは受けていません。

なのでピティナの先生方とは解釈が違うかもしれません。 私なりに感じたことなのでご了承下さい。

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